格安スマホの月額料金(通話料・通信料)の相場はいくら?

格安スマホの月額料金の相場

本記事では、最近話題の「格安スマホ」、または「格安sim」月額料金の相場について分かりやすく解説しています。

スマホの利用料金の中には、通話時の「通話料」と、インターネットやアプリを使用した際の「通信料」が含まれますが、大手キャリアに比べて安い格安スマホの月額料金は一体どれくらいなのでしょうか?

格安スマホの月額料金は驚くほどに安い!

近年、スマホユーザーに話題の「格安スマホ」または「格安sim」は、月額料金が安いことで有名です。

ドコモやauなどの大手キャリアを契約中の方で、

 

『格安スマホの存在は知っているけど、詳しい内容までは分からない』

 

という方は、意外と多いのではないでしょうか?

それもそのはず、大手キャリアでは「端末代金実質0円」「カケホーダイ」など、あたかも安いように見せかけながらも、実は高い月額料金を支払っていたというのが一般的です。

 

しかし、「格安スマホ」は、嘘偽りなく本当に安いです!!!!!

 

以前掲載した、格安スマホとは?料金が安い仕組みやメリット・デメリットを徹底解説!の記事でも掲載しておりますが、格安スマホの月額料金は、平均的に見て約2,000円程度が相場です。

 

大手キャリアを契約中の方は、スマホ端末代金を含み月額約7,000円〜8,000円を支払っている方がほとんどだと思いますが、格安スマホに切り替えることで月額料金を約5,000円〜6,000円ほど安くすることが可能です。

 

おそらくこの程度の説明では、「大手キャリアのマジック」にかかっている方には理解して頂けないと思いますので、次項では「格安スマホの月額料金」について詳しく、そして分かりやすくご説明していきたいと思いますので是非ご覧ください。

 

格安スマホの月額料金に関する情報を大きく分けると、

  1. 格安スマホの通話料金の相場
  2. 格安スマホの通信料金の相場
  3. 格安スマホ契約時の初期費用
  4. 格安スマホ解約時の違約金の相場

の4つの項目に分けて、格安スマホの月額料金の相場を掲載していきます。

 

格安スマホの通話料金の相場

まず最初に、格安スマホを利用した際の通話料金の相場からご説明していきます。

 

基本的に、格安スマホの通話料金は30秒20円が相場です。

1分で換算すると40円になりますので、大手キャリアに比べると、だいぶ割高になっていることが分かります。

 

しかし、スマホユーザーの内75%のユーザーは月に30分も通話していないというデータがあるようです。

仮に、格安スマホで30分通話したとしても、1分40円×30分で1,200円になりますので、大手キャリアのカケホーダイプラン(2,700円)のプランに加入する必要はないという結論に至ります。

 

もし、30分以上通話するような方は、最近では格安スマホでも「カケホーダイプラン」のようなものもありますので、そちらを選択することで安く利用することが可能です。

特に、通話はほとんどせず、主に通信料のみという方には格安スマホが断然オススメです。

ポイント
通話料金は30秒20円

カケホーダイプランを用意している格安スマホもある

 

格安スマホの通信料金の相場

次に、格安スマホを利用した際の通信料金の相場についてご説明していきます。

 

まず、スマホユーザーのほとんどが月間3GB未満しか通信をしていないというデータがあるようですので、格安スマホの3GBに相当するプランの料金でご説明していきます。

 

格安スマホを提供しているMVNO事業者の数は年々増えておりますので、それぞれの会社によっても異なりますが、おおまかな月間3GBプランの料金相場は、約1,500円〜1,680円が相場です。

最近では、自宅のみならず、外出先でもwifiを無料で利用できる場所が増えておりますので、3GB相当のプランで十分快適に利用することが出来ます。

 

しかし、3GBじゃ足りないという方には、5GB以上のプランもしっかりと用意されていますので、自分の使用状況を確認した上でプランを選んでいきましょう。

また、自宅にインターネット回線がなく、10GBなどの大規模な通信料を求めている方は、おそらく自宅でwifi環境を整えた方が断然お得ですので、まずはシミュレーションをしてみるのが良いかもしれません。

ポイント
通信料金は3GBプランで、月額約1,500円〜1,680円

※音声対応simの場合

 

格安スマホ契約時の初期費用

続いて、格安スマホを契約する際の初期費用の相場についてご説明していきます。

 

格安スマホを提供している「MVNO事業者」は多数ありますが、基本的には「契約事務手数料」として約3,000円の費用がかかります。

こちらの契約事務手数料に関しては、大手キャリアで契約する際にも、同等の3,000円がかかりますので仕方ありません。

 

また、格安スマホを契約する際には、契約事務手数料の他に「simカード発行手数料(432円程度)」がかかりますので、予めご理解ください。

ポイント
契約事務手数料は約3,000円

simカード発行手数料は約432円程度かかる

 

格安スマホ解約時の違約金の相場

そして、格安スマホを解約した際の違約金の相場についてご説明していきます。

 

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、スマホ端末代金を含む新規契約をした際には2年契約が普通です。

その期間内に解約をした際には、平均1万円前後の解約違約金が発生しますが、これは格安スマホにも同じことが言えます。

 

逆に、この違約金制度がなければ、他社のキャンペーンを渡り歩くユーザーが増えてしまいますので、当然と言えば当然のことかもしれませんね。。。

 

格安スマホのMVNO事業者によっても異なりますが、解約違約金は約8,000円〜9,800円が相場で、期間は6ヶ月〜1年が相場です。

中には、他者へのMNP転出手数料として1万円以上かかるケースもありますので、しっかりと事前に調査した上で契約するようにしましょう。

ポイント
解約違約金は約8,000円〜9,800円が相場

最低契約期間(縛り)は6ヶ月〜1年が相場

 

まとめ

以上が、格安スマホの月額料金(通話料・通信料)の相場はいくら?になります。

まとめになりますが、格安スマホを利用した際の月額料金は、通信料3GB相当のプランと微量の通話料金を含み、約2,000円程度で利用することができます。

大手キャリアに比べると格安スマホの方が断然安いことが分かると思います。

初期費用で約3,000円と、simカード発行手数料で約432円がかかってしまいますが、興味のある方は是非この機会に格安スマホに変えてしまいましょう。

 

ただし、あくまで格安スマホに向いている方は、月間を通して通話が少ない方に限りますので、事前に「自分がどれくらいの通話をしているのか?」または「どれくらいの通信料を消費しているのか?」の2つを確認した上で検討してくださいね。

 

ちなみに私は、大手キャリアから格安スマホに切り替えてから3年以上経過していますが、料金面やその他通信などすべてにおいて不満はありません。

むしろ、何故世の中の人が格安スマホにしないのか疑問に感じています。。。