本記事では、はじめて格安スマホを契約する方に向けて、キャリアの選び方と申し込みの前に確認すべき3つのことを詳しく掲載しております。
これから格安スマホを申し込もうと考えている方は、是非最後までご覧ください。
■目次
格安スマホの選び方
月々の利用料金を大幅に節約できることで話題の「格安スマホ」。
ここ数年で、たくさんの格安スマホ業者(MVNO事業者)が増え、スマホユーザーからしてみると『一体どこの格安スマホを選べば良いの?』と疑問に感じる方も多いと思います。
そこで今回は、
- 大手キャリアから格安スマホに切り替える方
- 新規で格安スマホを契約したい方
に向けて、格安スマホの選び方について詳しく掲載していきます。
ここ数年で、格安スマホの知名度も一気に上がり、もはや格安スマホを利用することが当たり前の時代になって来ています。
また、一部の情報ではスマホユーザー全体の約10%が格安スマホユーザーというデータがあるようですので、まだまだ格安スマホユーザーは少ないのが現状です。
しかし、格安スマホを提供するMVNO事業者は年々増えており、現在20社近くの格安スマホが存在します。
私も、3年前に格安スマホに切り替える際には、どこの格安スマホを選べば良いのか非常に悩みましたが、今になっては格安スマホの選び方は単純だと考えます。
というのも、20社近くある格安スマホと言っても、どこの格安スマホも月々の利用料金は約2,000円程度と同じです。
ですので、
- 現在お持ちのスマホが使えるのか?
- どんな付帯サービスが付くのか?
これから格安スマホを選ぶ際には、上記2つを念頭に選んでいくのがベストです。
他の格安スマホ情報サイトでは、通信速度も重要視していますが、私個人的には確かに速度も重要ですが、計測する地域や時間によっても異なりますので、今回は速度は除外して記事を書いていきます。
月額料金や通信速度については別記事にて掲載しておりますので、下記リンクを参照してください。
現在お持ちのスマホが使えるのか?

格安スマホの選び方として重要なことが、現在お持ちのスマホが使えるのか?です。
例えば、これから格安スマホを契約する方は、
- 現在ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを契約中で、今後格安スマホに切り替えようとしている
- 新品のsimフリー端末や、中古のスマホを購入して、新規で格安スマホを契約する
上記のいずれかになってくると思いますが、基本的に格安スマホを契約する際にはスマホ端末が必要です。
そして、simフリーの端末(大手キャリアの制限がかかっていないもの)の場合は良いですが、ドコモやau、ソフトバンクにて購入したスマホは通常制限がかかっています。
大手キャリアで購入したスマホは、他のsimカードを挿入しても利用することは出来ません。
大手キャリアの回線と同一の格安スマホを選ぶか、解約前に「simロック解除(simフリー化)」をする必要があります。
単純に分かりやすくご説明すると、格安スマホはそれぞれドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアの回線を間借りしています。
ですので、現在お持ちのスマホや、これから購入予定のスマホのキャリアと、契約する格安スマホのキャリアを同一にする必要があるのです。
ドコモの制限がかかっているスマホの場合
→ドコモの回線を利用している「楽天モバイル」や「LINEモバイル」など
auの制限がかかっているスマホの場合
→auの回線を利用している「UQモバイル」や「mineo」など
simフリー端末をお持ちの方は、回線を気にすることなく自由に格安スマホを選ぶことが出来ますので、一番のおすすめはsimフリーです。
実際に私は、iPhoneが2台、iPadが1台を利用していますが、いずれもsimフリー端末を購入して、格安スマホを利用しています。
改めて、格安スマホを選ぶ際には、スマホ本体のキャリアを確認するようにしましょう。
どんな付帯サービスが付くのか?

次に、格安スマホの選び方として、どんな付帯サービスが付くのか?です。
最近の格安スマホの月額料金は、各社ともに月額料金約2,000円〜3,000円が一般的です。
言ってしまえば、どの格安スマホを選んでも月額料金の差はそこまでありません。
ですので、格安スマホ各社で付帯しているサービスが自分の生活にあっているのか?が重要になってきます。
例えば、私が利用している楽天モバイルでは、利用料金100円に付き楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる制度が適応されたり、楽天市場で買い物をした際に付与されるポイントが+1倍で利用できるなど、楽天市場でのメリットがたくさん用意されています。
普段から楽天市場を頻繁に利用する方には、楽天が提供している「楽天モバイル」を選ぶことで、今よりもお得に楽天市場を利用することが出来ます。
また、最近格安スマホに参入したことで話題になった「LINEモバイル」では、LINEやFacebookなどのSNS利用時の通信量がカウントされないサービスや、月額利用料の1%分のLINEポイントが貯まるなど、こちらもLINEを頻繁に利用している方にはたくさんのメリットが存在します。
ですので、格安スマホを選ぶ際には、自分の生活にメリットがある「付帯サービス」を考慮した上で、格安スマホを選んでいくのが理想の選び方だと私は思います。
格安スマホの申し込みをする前に確認すべき3つのこと

ではここからは、格安スマホの申し込みをする前に確認すべき3つのことについて掲載していきます。
主に、格安スマホの申し込みをする前に確認すべきことは、
- 格安スマホを新規で契約するのか?大手キャリアからMNPで契約するのか?
- 大手キャリアの利用状況を確認し、格安スマホの料金プランを決める
- 格安スマホの初期費用、最低利用期間、解約時の違約金を確認する
上記3点は、絶対に確認しておくべき内容です。
初めての方には少々面倒なことかもしれませんが、初心者の方でも分かりやすく解説していきますので是非参考にしてください。
格安スマホを新規で契約するのか?大手キャリアからMNPで契約するのか?

まず、格安スマホを契約する際には、どのような形で契約するのかを確認していきましょう。
基本的には、
- 新規で格安スマホを契約する場合
- 大手キャリアからMNP(番号そのまま)で契約する場合
の2択がほとんどです。
新規で契約する場合
全くの新規で格安スマホを契約する場合には、自分でスマホ端末を用意しなくてはなりません。
新品のスマホ、あるいは中古のスマホを自分で購入して手元に用意する必要がありますが、その際には、simカードのサイズ、または端末自体のキャリアを確認してください。
キャリアの端末・・・どこのキャリアなのか?(例:ドコモのギャラクシーなど)
simフリーの端末・・・simカードのサイズのみ確認
格安スマホは、大手キャリアの回線を使用します。
ドコモ系の回線を利用している格安スマホであればドコモの端末、au系の回線を利用している格安スマホであればau系の端末、同じくソフトバンク系の回線を利用している格安スマホであればソフトバンク系の端末を用意することで、「simロック解除」をしなくても格安スマホを利用することが出来ます。
また、simフリー端末であれば、キャリアを気にせずどこの格安スマホでも利用することが出来ますので、私個人的におすすめはsimフリーのiPhoneです♪
そして、スマホ端末によってsimカードのサイズが異なりますので、事前にsimカードのサイズを確認しておきましょう。
大手キャリアからMNP(番号そのまま)で契約する場合
次に、ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを契約中の方が格安スマホに切り替える場合には、ほとんどの方がMNP(番号そのまま)で移行することになります。
その際には、現在、契約期間がどれくらいなのか?をまず確認してみましょう。
基本的には、大手キャリアは2年契約が普通です。
その期間以内に解約(MNP)をすると違約金が発生しますが、最悪の場合、格安スマホに切り替えることで損をしてしまう可能性があります。
理想としては、2年契約満了時、あるいは1年半以上経過した時点で格安スマホに切り替えるのが理想です。
《大手キャリアの契約イメージ》
新規契約時→2年契約(スマホ端末代金同額の割引制度)
2年目以降→1年毎に契約更新(契約満了月の1ヶ月以内に解約またはMNPをしないと違約金が発生)
《ドコモのMNP予約番号発行手数料》
MNP転出手数料→2,000円+消費税
ドコモショップ、電話、インターネットから申し込み可能(パソコンは24時間可能)
ドコモショップ・・・全国のドコモショップ
電話・・・ドコモの携帯電話から「151」、一般電話から「0120-800-000」
インターネット・・・「My docomo」ログイン後「ドコモオンライン手続き」からMNP予約番号を取得
《auのMNP予約番号発行手数料》
MNP転出手数料→2,000円+消費税
スマホの場合、auショップまたは電話で申し込み可能。ガラケーの場合のみ「EZweb」から申し込み可能。
auショップ・・・全国のauショップ、一部のPiPit
電話・・・au携帯電話、一般電話から「0077-75470」
《ソフトバンクのMNP予約番号発行手数料》
MNP転出手数料→3,000円+消費税
スマホの場合、ソフトバンクショップまたは電話で申し込み可能。ガラケーの場合のみ「My Softbank」から申し込み可能。
ソフトバンクショップ・・・全国のソフトバンクショップ
電話・・・ソフトバンク携帯電話「※5533」、一般電話から「0800-100-5533」
MNP予約番号には有効期限がありますので、期限内に新たな契約をしましょう。
最新のMNP転出手数料は、公式ページをご覧ください。
大手キャリアの利用状況を確認し、格安スマホの料金プランを決める

次に、大手キャリアの過去の利用状況を確認して、自分に見合った格安スマホの料金プランを決めます。
スマホユーザーのほとんどの方が、1ヶ月の通話時間が30分未満、通信料が3GB未満というデータがあるようです。
このデータに該当する方は、格安スマホに切り替えることで、月々2,000円〜3,000円程度で利用することが可能です。
上記に当てはまらない方、特に月間を通して通話が多い方や、自宅にwifi環境がない方で通信料が10GBは必要という方には、あまり格安スマホはオススメできません。
しかし、状況によっては、格安スマホにすることで、月々の料金が安くなる可能性は十分ありますので、まずは過去の利用状況を各キャリアで確認し、自分に合った格安スマホを選んでプランを決めていきましょう。
格安スマホの初期費用、最低利用期間、解約時の違約金を確認する

次に、格安スマホ各社における、初期費用、最低利用期間、解約時の違約金を確認しておきましょう。
基本的には、どこの格安スマホでも、初期費用(契約事務手数料)が約3,000円と、simカード発行手数料として約400円程度かかります。
そして、解約時の違約金に関しては、大手キャリアとは異なり、最低限使用しなくてはならない期間が設けてあります。
短いところで6ヶ月、長いところでも1年が相場で、料金は8,000円〜9,800円が相場となります。
しかし、格安スマホに移行した方のほとんどが、料金やサービスに満足すると思いますので、一度格安スマホに変えた方が解約するというケースは稀です。(通信速度に満足できない場合は別です。)
それだけ、大手キャリアが高い料金設定でここまで来れたという証ですね。。。(汗)
まとめ
以上が、はじめての格安スマホ!キャリアの選び方と申し込みの前に確認すべき3つのことになります。
まとめになりますが、格安スマホの選び方としては、上記でご説明したように自分の生活にメリットがある格安スマホを選んで行くのが理想です。
最近では、楽天モバイルやLINEモバイルを利用すると、利用代金に応じてポイントが付与されるというサービスもありますので、一概に月々の料金では判断しきれない部分もあります。
せっかく大手キャリアの高額な月額料金から解放されるわけですから、料金が下がることだけでなく、その他付帯サービスにも着目して選んでいけば良いと私は思います。
ちなみにですが、格安スマホにも2台目以降は契約事務手数料が無料になったり、通信量を分け合えるプランなどのサービスがあります。
いずれ格安スマホに切り替えるのであれば、2台持ち、3台持ちの方や、夫婦でスマホを利用している方は、一緒に切り替えることでさらにお得な格安スマホライフを送ることが出来ますよ♪